実は「神戸メンタルサービス」という名前も、今をさかのぼること十数年前、ＮＴＴに業務用の回線を開設しに行ったとき、ＮＴＴの人から「イエローページに載ることになりますが、お名前は何と載せたらのせたらいいですか？」といきなり言われ、これも３秒ほどで「え・・え・・えっと・・・じゃあ、神戸メンタルサービスで」とつけてしまったのが今日までそのままできてしまったのである。

さて、ブログの新タイトルは、当初「困った社長・平準司のわが道を行く」か、「無敵の人生」でいこうと勝手に決めていたのだが、身近な人にアンケートをとったところ非常に評判が悪かったのである。
あれは、暮れも押し迫った１２月のコンプリの後、年末が近かったせいでコンプリの受講生が少なく、講座の後の打ち上げに来たのが４名だったので、ここで急遽、ブログの新タイトル会議を開いたのであった。
メンバーは、カウンセラーの木村と村本、有名マンガ家のＭ嬢（彼女は実はこのブログのタイトルを描いてくれたのである）、そして私であった。

まず、私から新タイトルを発表したところ、全員一致で即決で不採用になってしまったので、それに代わるタイトルを検討することになった。
私のイメージを表す言葉として「ぼよよん」がいいのではないか、という意見があり、私以外の全員一致で採択。
それから、内容が内容なだけにせめてタイトルくらい格調高くしましょう、ということで全員で構想を練ること１時間、Ｍ嬢の鶴の一声で「奥の細道」ならぬ「奥の太道」ということに決まってしまったのである。

ということで、タイトルはまた変更するかもしれませんが、当面はこれでがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

私は、子供の名前をつけるのはもちろん、それ以外でも名前をつけるということになぜかすごくプレッシャーを感じてしまうのである。
みんなは一体、何をどう考えて名前をつけているのであろうか？

名前をつけるといえば、うちの受講生に一人、本職がコピーライターの仕事をしている受講生の人がいて、彼の数ある仕事の中に、アダルトビデオのタイトルつけというのがあるそうである。
アダルトビデオのタイトルには、女優ものと言われる女優目当てにビデオを借りたい人の作品以外に、タイトルものというジャンルがあるそうなのである。
要は、内容はどれもほぼ同じなので、奇抜なタイトルでお客さんのハートをつかんで、何とか買ってもらおうというタイトルを売り物にする作品群らしいのだが、彼の仕事はその奇抜なタイトルを考えることだったのである。
タイトルが採用されることはまれで、採用されたとしてもギャラは２?３万円らしいのだが、おもしろそうだったので神戸の講座に向かう途中に彼の事務所に遊びに寄ってみたのである。
そこには、実際に販売されたものから没になったものまで色んなタイトルが一覧になっていたのである。
一目見て私のハートはわしづかみにされてしまったのである。
なんとＡＶのタイトルは素敵すぎるのであろう！！

「愛・恥丘博」	去年、名古屋で開催されていた地球博には何の興味も持たず、一度も行くことがなかった私であるが、こんな博覧会なら定期券を買って、ぜひ通いたいものである。
「世界の中心であぁ?いぃ?を叫ぶ」	世界の中心というのはいったいどこなのであろう？やはりこのＡＶは純愛ものなのだろうか？違う意味でＡＶ女優が死んでしまうのだろうか？興味はつきないのである。
「見て肛門　まん遊記」	いきなり「見て」と言われても、指名された人も困ってしまうのではなかろうか？しかも日本全国を漫遊するとは・・・いったいどんなビデオになっているのだろうか？とっても人のよい人なら、ちゃんと見てあげるのだろうか？興味はつきないＡＶである。
「あなたも私もボッキ?」	健康的な男の子たちの物語なのであろうか？
「セーラー服と一晩中」	主演が「よくしまるあそこ」さん。この女優さんは、もし万一このＡＶが売れてしまったら、一生この名前で女優人生を過ごすのであろうか？売れてほしいと思いながらも・・・究極の選択であろう。
「小泉激情　Ｙｏｕ　Ｓａｙ　快感」	これは洋物なのであろうか？主演女優が小泉ローズになっているのでハーフものかもしれない。よくもまあここまで考えるものである。

その他、ここには書けないようなタイトルが山のように・・・
小一時間ほど彼の事務所で楽しく過ごした私は、その後、神戸の講座に向かうべく阪神高速を車で移動したのであった。
高速道路を移動中に、私の目に飛び込んできたものはサラ金会社の大きな看板だったのである。
「ちゃ?んとアコム」「ほのぼのレイク」この２つの看板を見てドキドキしてしまった私は悪い子でしょうか？

2006年1月 7日 00:00