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2006年5月27日
男たちの戦場 <Part7>

4月から始まった「男たちの戦場シリーズ」も今回が完結編である。
ディズニーランドに行くまでの準備期間も長かったが、このシリーズが始まってからも長かった。
出だしは、よかったのであるが、途中から「もう飽きました」とか、「お口直しに違うネタを一本入れて欲しい」とか、「ブログのネタが尽きたから無理やりひっぱっていませんか?」といった厳しいご意見を多数いただいた。
しかしながら、いよいよ今回で最終回なのである。

ディズニーランド最終日のこの日、平家は6:40起床であったのである。すごく眠たい。
ヒーリングワーク明けの休息日もままならず、さらにもっと疲れるようなことばかりして、もはや体はボロボロなのである。
しかしながら、今日7:00からの「シェフミッキー」を予約しているゆえ、がんばって起きなければならないのである。

このホテルのレストランでまともに朝食を食べるのは、今日が最初なのである。
昨日は朝食用に買ったパンをほうばって済ませ、まともな朝食さえとれなかったディズニーツアーであった。
せっかくこんなに朝早くから起きているのだから、せめて優雅にホテルの朝食を楽しもうとレストランに赴いたのであるが・・・・

ぜんぜんゆっくり朝食が食べられなかったのである。
「シェフミッキー」それは朝食会場にディズニーのキャラクターたちが多数登場するのである。
ほかの家族は、ここぞとばかりに色んなディズニーキャラと写真を撮りまくっているのであるが、前から言い続けているように、平家はディズニーキャラクターにあまり思い入れがない家族なので、そんなことよりも食い気なのである。
何しろまっとうな朝食は今日が初めてなのであるから、気合が違うのである。
ところが、そんなこととは露知らず・・・ディズニーキャラはサービスのつもりでうちのテーブルにやってくるのである。
しかし、はっきり言って・・・・・・迷惑なのである。
うちの子供たるや、おもむろに嫌な顔をしながら、また写真を撮るの?という態度なのである。
親としてキャラクターに聞こえないようにオーラを飛ばすしかないのである。
「頼むから、ほかの家族のように喜んで写真撮影してくれよ」
息子の方は仕方がないなぁ、と愛想をふりまいてくれるのであるが、娘の方は態度が悪いのである。
その度に、私はキャラクターに気を遣って「本当にうちの娘は寝起きが悪くて」と無理やり言い訳をして、さらに娘ににらまれながらの撮影会になるのである。
しかしながら、せっかくの朝食くらい気を遣わずにリラックスして食べたいのである。
そのうち、平家は全員オーラを消して、黙々と朝食を食べ始めたのであるが、またもやキャラクターが私の背中をたたくのである。
もはやこれは、撮影の押し売り状態と言ってもいいのではないだろうか?
仕方なく、顔を引きつらせながらパパだけ、撮影してもらったりするのである。
なんとも優雅とは程遠い朝食なのである。

そして、ゆっくりと朝食をとることもできないまま、最終日、我々一同は、またあの混雑している入場ゲートに向かわねばならないのである。
うちの娘は、何ゆえかディズニーのキャラで唯一プーさんが好きなので、今日、朝一番のファストパスは、「プーさんのハニーハント」にしたのである。
何とかこれに乗らせてやらなければ、私のカーストは保てないのである。

ガイドツアー終了後の14:30にプーさんのファストパスがとれ、快調な滑り出しであったが、唯一の気がかりは、お天気であったのである。
この日は朝から雨だったのであるが、その雨がどんどん強くなってきたのである。
そして、10:30のガイドツアーがスタートする頃には雨脚がだいぶ強くなってきたのである。
うちの子供たちにとっては、雨脚よりも気になるのがガイドツアーのメンバーなのである。
昨日は、ガイドツアーのメンバーに3歳の女の子がいたため、ジェットコースターが敬遠された、という思いがあるので、今日のガイドツアーのメンバーを見渡したところ、うちの子供が最年少なのである。
が、しかし、今日は70過ぎと思われるおじいさんが1人参加。
そして、ガイドツアーのお姉さんのアンケートに、このじいさんははっきりと断言したのである。
「わしは高血圧じゃから、ジェットコースターは無理かのう・・・」
しかも、本日は、雨模様・・・
我々は今日、いったいどのアトラクションに乗れるのであろうか?

しかし、ディズニーランドとはおもしろいところで、昨日、一昨日とあれだけたくさんの人で混雑していたにもかかわらず、雨模様のこの日は、園内はなんとガラガラなのである。
いったいみんなどこに行ってしまったのか???と思うくらい、本日は誰も並んでいないのである。これほど天気に左右されるものなのであろうか?
しかも、雨脚はさらにどんどん強くなっていくのである。

そして、本日、ガイドツアーのお姉さんが選んだアトラクションは・・・ミッキーさんのおうち以外では、「ウエスタンリバー鉄道」とな、な、なんとこのガイドツアー終了後に我々がファストパスを取った「プーさんのハニーハント」だったのである。
あのおじいさん曰く「くるくる回ってなかなかおもしろいもんじゃのう」

しかしながら、平家はあまりおもしろくないのである。
ガイドツアー終了後うちの息子がぐずるのである。
「なんでジェットコースターにならなかったの?」
そう、平家はあとひとつ「スペースマウンテン」というジェットコースターに乗っていないのである。

そこで、プーさんのハニーハントをもう一回乗った後で、うちの奥さんが息子をなだめるべく、「スペースマウンテン」のファストパスをとりに行ったのである。
本来は、父親である私が走るべきなれど、私は完全にグロッキー状態なのである。
かつて、これだけ歩き回ったことがあるか?というくらい歩き回った3日間を過ごしたため、気持ちはあるものの、もう体は動けないのである。
そして、単身勇ましくファストパスをとりに言ったうちの奥様のあとを追っかけて、うちの息子が「やっぱり僕も行く」と「スペースマウンテン」に向かったのであるが、なんとこの後、迷子になったのである。
しかしながら、40分後、見事に息子を捕獲し、今回のディズニーランドのツアーの最後が締めくくられたのであった。

この日の夜、私は19:00から東京で無料説明会をしなければならなかったのである。
もう、体はボロボロ。

しかしながら、唯一の楽しみがあったのである。
3日間、ほぼ食うや食わずで園内をかつてないくらい動き回った私は、その日、無料説明会が終わってから、東京の定宿のホテル末広で体重計に乗ったのである。
ぜったい大減量しているはず。

ところがである。
2.5キロも増えていたのである。
92キロ台まで落ちていた私の体重が、なんと再び95キロ台!
過去最高にデブってしまったのである。

なにゆえ!!!!!!!!!

最近、「平さん太りました?」という質問を多くの方からいただくが、まったくもってそのとおりなのである。

その後、私が開き直って暴飲暴食を続けているのは、書くまでもない。
何とでもなるがいいさ! フン。

2006年5月27日 00:00