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2006年5月20日
男たちの戦場 <Part6>

ディズニーランドの2日目。
勝負がかかったこの1日を私は、朝一番、早起きして入場したにもかかわらず、ファストパスの大チョンボでスタートした。
しかしながら、昨日よりは大分空いていたおかげで、13:30のガイドツアーまでの時間をファストパスを取ったり、空いているアトラクションに並んで乗ったりしながら、順調に過ごしたのである、。

13:30からのガイドツアーでは、3つのアトラクションに乗れるのであるが、3つのうち必ず一つは、ミッキー市長さんのお家に招待されるのである。
ミッキー好きの人にとっては、ミッキーと直接会ったり、手紙を渡せたり、一緒に写真が撮れたりと最高のひとときなのであるが、残念なことに平家は、カーストの2位に堂々とネコが入っている家なので、ネズミさんにまったく興味がないのである。
よって、残り2つは何のアトラクションに乗れるかが、うちの子供たちの一番の関心事であったのである。

「ガイドツアー」それは、若いお姉さんに連れられて行く2時間半のディズニーランド散歩ツアーだと思っていただければよろしいかと思う。
アトラクションに乗っている時間以外はほとんど歩き回っているのである。
この10年、私はこんなに歩き回ったことがあっただろうか?というくらいディズニーランドでは歩かされるのである。

そして、歩き疲れた頃にお姉さんからいきなり発表があったのである。
「みなさんには、まず最初にこのアトラクションに入っていただきます」
見ると、それは、ディズニーの人形たちが機械仕掛けでショーをするしょぼいアトラクションの前だったのである。
平家一同、がっくりとうなだれる。
「しょぼいぞ!ガイドツアー(怒)!」
どうも、ガイドツアーに参加されている3歳の女の子を気遣ってのアトラクションの選択なのであろうが、このアトラクション、まったくもって人が並んでいないのである。
すごく損した気分で、平家一同とっても落ち込んだのである。

そして、次のアトラクションは、ミッキー市長の家に招待だったのである。
大感激しているツアー参加者を横目に、平家にとっては、しらけた写真撮影会になってしまったのである。
そして、いよいよ2時間半のガイドツアーの最後がきたのである。
我々は、ジェットコースターに乗れるのであろうか・・・

そして、ガイドのお姉さんが、いよいよ最後の3つ目のアトラクションを発表したのである。
しかし、それはなんと「バズライト」だったのである。
しまった・・・朝、うちの息子が乗ったところなのに・・・

ガイドツアーを終えた時点で、疲れがどっと噴きだしたのであるが、「何とかジェットコースターに乗りたい!」という子供たちの熱意に負け、重い重い体を引きずり、「スプラッシュ・マウンテン」のコーナーに行ったところ、なんと、夜21:20からのファストパスがまだ残っていたのである。
やった!!!21:20ならば「エレクトリカルパレード」を見た後で乗れるではないか!
ディズニーファンの中では、ディズニーランドの中で一番面白いのはこの「スプラッシュマウンテン」である、と言う人も多いらしい。
天はまだ、一日中ディズニーランドを歩き回っている私を見捨てていないようである。

平家一同、いきなりハイテンションになってきたので、ここで、遅まきながらの昼食をとって英気を養い、その後は、夜の「エレクトリカルパレード」まで並びに並んで色んなアトラクションを体験したのである。

その後、19:30からの「エレクトリカルパレード」を見るべく、我々はガイドツアー専用の一等席に向かったのである。
そこは、道路と通路がわからないくらいたくさんの人が並びに並んでいたのであるが、我々の座る席だけは、ロープが張ってあり、しかもガイドツアーでお世話になったお姉さんが、ほかのお客さんが入らないように見張ってくれているのである。

おおー!何とありがたいことであろうか!
こんなに混雑しているディズニーランドで、しかも一番人気がある「エレクトリカルパレード」を一番前の席で楽々見えるとは!
パレードが始まるまで待っている間にも、「何だか空いている場所がある」とやってくる人がたくさんいるのであるが、ガイドツアーのお姉さんがきっぱりと「ここはガイドツアーのお客様の専用席でございますので、ご遠慮くださいませ」と追い払ってくれるのである。
おー!特別意識がくすぐられ、何だかとっても気分がいいぞ!
特別扱いが大好きなうちの娘などは、もう鼻が天にまで届きそうなくらい上機嫌である。
そして、一番すばらしい席でディズニーの夢の世界を堪能したのであった。

そして、パレード終了後は、本日の最後を締めくくるべく「スプラッシュマウンテン」の乗り場に向かったのであった。
このアトラクション、一言で言えばただの急流すべりなのであるが、おもしろいしかけが何箇所かにわたってある急流すべりなので、結構、長い時間楽しめるのである。
最後の最後にとっても大きな急流を下っていくのであるが、何とそのときに、ひきつっている我々の顔を盗み撮りされるのである。
そして、その写真が急流すべりが終わって出口に向かう間に貼られているのである。
その写真には、ものすごい顔をした我々家族が写っていたのである。
自分で言うのも何なのだが、ものすごい顔であったので、思わず買ってしまったのである。
さすがミッキー市長、返す返すも商売上手なのである。

この日一日、ディズニーランドを満喫し、ディズニーランドに気分に浸りつつ平家一同は、重い体を引きずって、ホテルに帰ったのであった。、minnyjunji.jpg
明日は最終日の3日目朝7:00から「シェフミッキー」と呼ばれるディズニーキャラクターたちがうろうろしているレストランでの朝食。そして、10:30からは、再びガイドツアー。
ディズニーランドのラストを飾るにふさわしい1日になるのであろうか?
楽しみはつきないのである。

ディズニーシリーズが始まり、いよいよついに次回はパート7。
約2ヵ月間もこのネタでひっぱったのであるが、次回ようやくついに堂々の完結!
果たしてオチはどうなるのであろう?
みなさんも飽きてきたかもしれませんが、私が一番飽きてしまったので、無理矢理の完結を迎えます。乞!ご期待!

2006年5月20日 00:00