私は確かに、すぐ物をなくすので、大事なものは全部サイフの中に入れるのである。
みなさんと違って、私のサイフの中には会社の経費で落とすための領収書が異様に多くつまっているのは事実である。
しかしながら、出張から帰って、サイフの中の領収書を全部整理したところで、私のサイフはそんなにはスリムにならないのである。
そこで、サイフだけでもスリムにしたいと考え、いったい何が原因なのか、中身をチェックしてみたのである。

できるだけ、スリムにしたいと思い、余分なものはすべて捨てる覚悟であったのだが、、捨てられるものはほとんどなかったのである。

まず、諸悪の根源はカード類なのである。
今のご時世、何かといえば、すぐカードなのである。

私のサイフの中には、キャッシュカードは１枚も入っていないのである。

クレジットカードは、３枚だけなのである。

では、必ず必要なカードといえば、何なのであろう？
まず、最近は、健康保険証がカードになっているのである。
これは手放すことができない。
さらに、行きつけの病院の診察券が２枚、マイレージのカードが２枚、免許証、印鑑証明のカードが法人と個人１枚ずつ・・・以上はとても貴重品なので、サイフからは外せないのである。

さらに、ハートレンタカーのゴールドカード。これは、レンタカーで日本全国の温泉めぐりをするときにトヨタレンタカーで出すだけで、１５％も引いてくれるのである。
さらに、ツタヤのカード１枚、クリーニング屋さんのカード１枚。これは、ＤＶＤを借りるときに必ず必要なのと、その帰りにクリーニングを取ってきてね、と頼まれたときに必要なので、持っているのである。
さらに、ホテルのメンバーズカードが３枚。このカードは、ホテル予約がなかなかできない東京で威力を発揮するので、これもサイフの外には出せないのである。
以上で１７枚。
これは、私の快適な日常生活を送る上で必ず必要なものなのである。

次に、ポイントカード類。
これがどうも諸悪の根源になっているようである。
まず、温泉のスタンプカード。これが５種類。これは、いずれも１０回入ると１回タダで入れるポイントカードなので、財布の中からは外せない。
さらに、マッサージのポイントカード３枚。これも、ポイントをためるとマッサージの延長や割引があるので、マッサージ好きの私は決して外せない。
さらに、ランチのポイントカード３枚。これも、ポイントをためるとドリンク無料やランチが１回無料になったりするので、ぜひともためたいので外せないのである。
子供を連れてよく行く、バイキングレストランのソフトドリンク無料券が３枚。
私の大好物であるチョコクロのサンマルクカード。これは、チョコクロ６個が５個分の値段で買えるのである。これは、１個お得になるので、一番ポイントがたまっているカードなので外せないのである。
その他、カプリチョーザ江坂店の店長の名刺１枚。
そして、神戸の居酒屋さんの５００円割引券１０枚。これは一人５００円割り引いてくれるので、１０人で行くと５，０００円も引いてくれるすぐれものなのである。これは、外せない
以上、ポイントカード類で２６枚。

続いて、ひょっとして使うかも、と考えてしまい、捨てるに捨てられないのが、割引券なのである。
正直、これは、去年１年に限って言うと、一度も使っていないので、財布の肥やしになっているのであるが、何が起こるかわからないこの現代社会においては、どうしても捨てるに捨てられないのである。
日航ホテルの割引券３枚。ＡＮＡのホテルの割引券１枚。プリンスホテル系の割引券２枚。リッツカールトンの割引券１枚なのである。
以上、７枚。

さらに、当選発表が過ぎた宝くじが連番で１０枚。
その他、福引の抽選券６枚。これは、今回、期日がとっくにすぎていると判明したので唯一処分することにした。
以上で１６枚。

今回の調査の結果、私のサイフの中には６６枚ものカード、クーポン類が入っていたのである。
ちなみに今回、福引抽選券を６枚処分したので、サイフは少しスリムになり、６０枚となった。
最小必要枚数なのである。

みなさんは、あのようなスリムなサイフでいったいこのカード時代をどう生き抜いていらっしゃるのであろうか？
一度、「あなたのサイフの中のカードを数えさせてもらっていいですか？」と聞いてみたいのである。

ちなみに、いつもならば、このサイフの中に私の名刺が１０枚ほど追加されていることを最後に書いておきたい。

2008年2月16日 00:00