2008年3月 8日
雪祭りに行ってきました〈後編〉
雪祭り旅行の2日目。
雪祭りとはまったく関係ないのであるが、たまたま泊まった札幌の厚生年金会館で、小島よしおや桜塚やっくん、東京03、インスタントジョンソンなどのお笑いライブをやっていたのである。
お笑い好きの平家は、このイベントに参加したのである。
テレビで観るお笑いタレントをナマで観れて、うちの子どもも大喜びで楽しんでいたのであるが、とんでもないマナー違反を私はしてしまったのである。
私の携帯電話はいつもマナーモードなのであるが、ここに来る前に、各自バラバラに行動していたために、マナーモードを解除していたのをすっかり忘れていたのである。
そして、桜塚やっくんの舞台のときである。
私の首にぶら下げていた携帯が、けたたましく鳴り始めたのである。
「ハイ、そこのデブ」と竹刀で指されたのは、「どこのどいつだい?」。
「あたいだよ」。
などということがあり、トリの小島よしおの「そんなの関係ねぇ」で大盛り上がりをしたのであるが、このライブが平家札幌雪祭り旅行で、じつはいちばんの盛り上がりだったのである。
翌朝。
この日、われわれは札幌から網走までレンタカーで380km走破するのである。
はっきり言う、むちゃくちゃな計画である。
なぜ、こんなハメになったかというと、「流氷が見たい」という、うちの息子のたっての要望と、「網走の雪祭りは空いているはずだ」という、うちの奥さまの思いつきのためなのである。
あまりにも長距離なので、電車で移動しようかと考えたのであるが、札幌から網走まで電車に乗ったところで6時間近くかかるのである。
これでは、あまりにも退屈すぎるので、途中、北海道各地のいろんな雪祭りを見学しがてら、レンタカーで移動することにしたのである。
ところが、である。
この日はとてもよいお天気で、北海道にもかかわらず、どこに行ったって、道路に雪がまったくないのである。
「あれまー」
道路に雪がないと、北海道の道路は飛ばし放題なのである。
この日が吹雪であったとしたらば、「日本一寒いといわれる旭川や層雲峡付近、石北峠あたりで遭難してしまったらどうしよう」とビビッていたのであるが、まったくなんの問題もなく、快調なドライブだったのである。
しかも、層雲峡の氷爆祭や、網走湖で行われている雪祭りなどでは、札幌ではできなかった、タイヤで滑るすべり台などがほぼ貸し切りで利用できるのである。
雪祭りを楽しみにいかれるみなさんに忠告するならば、札幌の雪祭りは見るだけがいい。それ以外の場所の雪祭りは、ガラ空きですぞ!と言いたいのである。
とくに、網走湖の雪祭りなんかは、2時間ほど遊んでいたのであるが、私たちの家族以外には3組ほどの人しかいなかったのである。
さらに網走では、流氷船に乗り、生まれて初めての流氷を体験したのである。
あとで判明したのであるが、昨年は暖冬で、流氷がこなかったそうなのである。
なんと、ツイていたのであろうか。
この日の夜は、やや小ぶりでショボかったけれど、カニもたらふく食べて、われわれの雪祭り北海道堪能ツアーは終了したのである。
さて、ここで、北海道のお土産事情について語りたいと思う。
北海道を旅行していつも思うのは、人気のお土産品を入手するのが比較的困難ということなのである。
ジャガポックルなんかは、なかなか入手困難で、買えても1人1個限定だったりするのである。
ところが、である。
タラバガニサンドを食べに入った札幌後楽園ホテルでは、好きなだけジャガポックルが買えたのである。
10袋買ってしまった。
白い恋人と六花亭バターサンドも、年々、買いやすくなってきたようで、昔ほどの争奪戦はいまやなく、けっこうカンタンに買えるのである。
ところが、最近、急に人気になって品薄なのが、田中義剛の牧場で作っている、とろけるキャラメルなのである。
これはどこに行っても入手できなかったのであるが、女満別空港のJALの売店で、意外にもカンタンに入手することができた。
ネットなどでは1カ月待ちしないと入手できないようなレアなキャラメルなのだが、意外にも、現地ではさりげなくおいてあって、買い放題で、びっくりしたりするのである。
あと、去年に比べ、なぜかマリモッコリに人気復活の兆しあり。
けっこういろんなお土産屋さんで、コーナーを作って売られているのである。
北海道のお土産マニアの方は、参考にしていただきたい。
〈次週予告〉
14日(金)23:00からのフジテレビ系列『スリルな夜?イケメン合衆国』を観ていただくと、次週のブログがより立体的に楽しめます。
どうぞ、お楽しみに!
2008年3月 8日 00:00