2008年7月 5日
アレの話
最近、受講生に会うたびに、体中をなめ回すように見られる。
とてもイヤらしい目で、体中を見られるのである。
そして、「アレ、ちゃんとしてます?」と言われるのである。
だから、言うのである。
「ちゃんとしてますよ、アレ!」
しかしながら、みなさんにそう言われるだけあって、ちゃんとアレをしている成果がまったく現れないのである。
以前、このブログでも発表した“午後7時以降はなにも食べないダイエット”を始めたのであるが、まったくもって効果がない。
その理由は、いくつもあげられる。
まず、このダイエットをしたおかげで、晩ごはんは家で食べられなくなってしまったのである。
夜はほとんど、日本全国どこかで講座か講演をしているので、その前までに夕食をとらなければいけない。
ついつい、外食なので、食事が偏るのである。
しかも、しっかりと食べておかないと、夜にすごく腹が減るので、しっかりと食べる。
だって、「7時以前は、なにを食べてもいい」って言ってたんだもーん。
しかしながら、土日はヒーリングワークやリーダーシップトレーニングがあったりして、7時までに夕食をすませることができない。
ついつい、打ち上げや宴会などで、11時過ぎまで飲んだり食ったりしてしまうのである。
「ふだんは、この時間には食えない」という自覚があるので、このときばかりと、あれもこれも頼むのである。
タバコもやめているので、とってもおいしくいただけるのである。
さらに、である。
うちの子どもたちが4月から中学生になったのだが、娘は神戸市内の中学校に行っているので、私が家にいるかぎり、朝7時過ぎに駅まで送ってやらねばならないのである。
これは、ヒーリングワーク明けの月曜日でも必ずしているのである。
とてもえらいおとうさんなのであるが、当然、娘を駅に送っていき、家に帰ってくるころには、ものすごく腹が減っているのである。
当然、しっかりと朝ごはんを食べる
ところが、早起きして眠たいところに、おなかいっぱい食べるので、当然ながら、二度寝する。
食って、すぐ寝るのである。
ほとんど毎日、こんな生活なのである。
誤解かもしれないのだが、いや、きっと、誤解だと願いたいのだが、“午後7時以降はなにも食べないダイエット”の趣旨は、「メシを食ってすぐ寝るとデブになるので、できるだけ夕食は早い時間にすませておき、寝るまでの時間を稼ぐこと」にあると思うのである。
たしかに、夜はうまくいっていると思うのだが、朝がこれで、効果があるのであろうか?
このへんが、このダイエットをやっていて、いちばん気になるところなのである。
しかしながら、ヘタをすれば、夜、講座を終えてから家に帰り、10時過ぎから夕食を食べ、夜が早い私なので、11時過ぎに早々に眠ってしまい、さらに7時に娘を駅に送るために起き、そして、しこたま朝食を食ったあと、二度寝をするような生活になったとしたら、たぶん、相撲取りもまっ青な肥満養成生活になってしまうのではなかろうか?
そう考えてみると、やはりこの“夜7時以降はなにも食べないダイエット”は、やらないよりはまし、ということになるのである。
しかしながら、だれがどう考えても、このダイエット一本で痩せる気はまったくしないのである。
ふつう、ダイエットといえば、なにか苦しいとか、がまんをしているという気分になるはずなのであるが、まったくもって、苦しくもなんともないのである。
しかし、ラクをしていると、体重ばかりがいよいよ臨界点に近づいてくるのである。
ハッキリ言う。
もう、あとがない。
もはや、いまは数百グラムの戦いなのである。
そこで、このたび、ちょびっとばかし、運動もしようと思っているのである。
みなさんと違い、田舎暮らしの私は、やらなければいけない農作業が、とくに夏の間はたくさんあるのである。
だからして、なんとか、朝7時に娘を送っていき、朝飯を食ったあとに、寝るのではなく、農作業で運動に向かおうという魂胆なのである。
そして、朝からしっかりと汗をかいたあと、朝風呂に行き、さらに汗をかくという、健康かつ快適なダイエットをもくろんでいるのである。
なんと、すばらしい、健康的なダイエット方法なのであろうか!
パチパチパチパチパチ。
しかしながら、「きょうこそは、農作業に」と思いながら、朝食を食べたあと、ついうっかり横になってしまい、そして、気がつけば、やさしい奥さまに毛布など掛けられ、心地よく寝てしまう日々なのである。
しかしながら、私はがんばるのである。
大自然の中で、アレをするのである。
2008年7月 5日 16:04